愛知県半田市の英会話サークルCup of Tea

愛知県半田市の英会話サークル Cup of Teaのブログです

煉獄に陥る

Cup of Tea では常時ジモティーでメンバーの募集をかけてます。

 

 

jmty.jp

 

そこで参考程度に応募者の英会話レベルを伺っているのですが

あまり深く考えずに

・初級(日本語交じりなら会話できる)
・中級(ゆっくり・簡単な単語なら英語だけで会話できる)
・上級(普通の速度で会話できる)

 とだいぶざっくりと分類しています。

 

正直なところ、英会話サークルにおいてはやる気さえあれば

レベルは大して気にしていないのですが

当ブログでは各レベルに対応した英語学習法について記事を書こうと考えているので

ふと、初級・中級・上級の違いって何なんだろうと色々調べてみました。

 

やはり一番メジャーかつ客観的な分類はCEFRによる分け方だと思います。

 

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 出所:文部科学省

https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/30/03/__icsFiles/afieldfile/2019/01/15/1402610_1.pdf 

 

アルファベットの区分から推測するにおそらく

初級:A1・A2

中級:B1・B2

上級:C1・C2

になると思いますが、それはちょっとハードルが高過ぎかなと個人的には思います。

とりわけ日本でメジャーなTOEIC・英検・TOEFLではC2レベルを測れないという時点で

上級だけ飛び抜けて高くなっている印象です。

勿論、上級とはビジネス、学術においてネイティブと対等に

コミュニケーションできることを想定しているのでしょうから

そう言われてしまえばぐうの音も出ないのですが、こと実用面においては

初級:A1

中級:A2・B1

上級:B2・C1・C2

ぐらいの分類になるのではないかと思います。

私は各レベルを英検を目安に分類しているのですが

準2級を持っていればそこそこコミュニケーションが取れる(=中級)し

準1級を持っていれば十分に コミュニケーションが取れる(=上級)

と感覚的に掴めているからです。

 

改めて、なぜ分類が重要かと言うと

それぞれのレベルから次のレベルへステップアップするには

抑えるべき重要なポイントがいくつかあって

それらをクリアすることでレベルアップできると考えているからです。

 

英語学習をするにあたっては必ずというのが存在します。

いくら頑張っても伸びない・できるようにならない

非常にもどかしい期間のことです。

 

これは日本人、あるいは英語学習に限ったことではなく

国籍問わず、どの言語学習においても存在します。

とりわけ、中級者がこの壁にぶち当たると言われています。

それは、学習し始めの初級者は学ぶこと全てが新鮮で

やればやるほど身につくのに対し

ある程度基礎が固まった中級者はそこからの伸びがあまり顕著に見られず

いくらやっても伸びないような感覚に陥るからです。

これは英語では

intermediate plateau

と呼ばれています。

plateauとは高原、すなわち山の上の平らな部分のことで、転じて

そこから上には上がれない状況、つまり停滞期を意味する語として使われます。

 

そこからどうやって抜け出すかについては言語学習系のYouTuberが

動画を色々アップしているので参考にして見てください。

intermediate plateauで検索すれば色々と出て来ます。

 

その中で1つ面白いのを見つけました。

youtu.be

 

内容はどうやって中級から上級レベルになるか、ということなのですが

この動画の中で彼は

intermediate purgatory

という語を使っています。

purgatoryという単語は初めて耳にしたので調べてみると

 

purgatory

音節pur・ga・to・ry 発音記号・読み方/pˈɚːgət`ɔːripˈəːgətri/
名詞

1

[しばしば P[N16-A12A]] 不可算名詞 【カトリック】 煉獄(んご).

2

不可算名詞 [具体的には 可算名詞] 苦行苦難(の).

 

  

https://ejje.weblio.jp/content/purgatory

 

とのことでした。

 

煉獄...

 

どこかで聞いた単語だなあと思って調べてみると

鬼滅の刃の登場人物の苗字だそうで。

鬼滅の刃を全く知らないのでこれ以上は語れないのですが(笑)

おそらく一生頭に残る単語だと思います。

 

だいぶ横道に逸れましたが、英語学習者のレベルの目安として

中級:英検準2級

上級:英検準1級

を一つの目安とすると良いのではないかなあというお話でした。

 

初級→中級

中級→上級

のステップアップにおける重要なポイントについては別記事にしたいと思います。